こんにちわ。管理人壱合です。
ここ数日、めっきり涼しくなりましたね。30度を下回るだけで、こんなに涼しく感じるとは。(笑)
暑さ寒さも彼岸まで、、、とはよく言ったもんですが、このまま秋に向かうのでしょうか。
さて秋と言えば、ウラカンは、もう少しでデリバリーが開始される予定ですが、今月発売の車雑誌各誌にも、国内試乗記が出ていますね。
専門的な解説や、高速走行のドライバビリティ云々は、プロにお任せとして、ユーザー目線からの話をしてみたいと思います。
案外語られていないことなのですが、前作のガヤルドはシングルクラッチで、シングル故の弱点、即ち、変則時の空走感が常に付きまとっていたわけですが、最終版の向かってクラッチの制御も改良され、意外や意外、渋滞路での制御が賢かったですね。
例えば、同形式のクラッチは、数多くのライバル車も採用していたわけですが、歩くような速さで加減速する、正に渋滞時のクラッチの制御は、時として、クラッチが勝手に「ごめん、無理っ。」(笑)といきなりクラッチを切るために、ふいに動力が無くなり、妙な振動にイライラすることが多かった中、ガヤルドは、本当にギリギリまでクラッチを我慢し、ドライバー自身が、「無理」と感じるタイミングで、クラッチを切るというプログラムで、結構感心した思い出があります。
発進時は、正直、ライバル車も似たようなものでしたが、減速~動力を切るという流れは、各社考え方に違いがあることが分かります。少なくともランボルギーニは、そういう日常の制御には真面目に取り組んでいたのだと思います。
さてウラカンですが、この車、最初からクリープがあり、(!)ブレーキをリリースするだけで、スルスル走りますので、渋滞時は勿論ですが、車庫入れ等、微速時には本当に楽に動かすことが出来ます。
先日の、とあるイベントの極狭裏道での車両搬入も、楽々こなすことが出来ました。
因みに、フロントのみ、車高が上がるのですが、これも瞬時に上がるので、こういう車両搬入の時は精神的に有効な標準装備アイテムです。(笑)
また、冷間時でのエンジンはかけ始めは、さすがに「バオンッ!!!」と騒がしいですが、30秒も経つと、驚くべき静かさで、アイドリングを続けます。
今の世界的な騒音規制に対応するため、敢えて「踏まなければ」静かですし、変速のモードを、オートモードにさえしておけば、50㎞/h過ぎには、既に6~7速に入ってしまうという、シームレスで、賢い制御をします。
昔のスーパーカー(って古い?(笑))を知っている方は、このトルクとパワーの制御の見事さに驚かされることでしょう。
また、アイドリングストップもついていますので、ONにしておけば、常に制御プログラムが電圧を見ながら積極的にエンジンをオフにしますので、これもなかなか面白いです。
もっと小さい経済的な車では、今や珍しいものではありませんが、10気筒という、多気筒マルチバルブのエンジンが、アイドリングストップを行い、ブレーキを話した瞬間に、瞬時に走り始めるという体験は、新鮮なものがありますね。(笑)
さて、正面のメーターパネルですが、主に3種類の表示を選択できます。
タコメーターがメイン。
メーター+ナビ。
ナビを強調。
これは、ステアリング左下の、この上下の▲ボタンを長押しして、選択します。
ナビは、高詳細な日本語ナビなので、見やすく、使いやすいです。
その他の情報も、日本語となっていますので、直感的に直ぐに使いこなせる配置になっていると思います。
車両価格は、標準モデルのガヤルドから、3百万円弱上がっていますが、フェラーリと同様、カーボンブレーキが標準装備となり、実質的にはその分がこのコストの大半を占めています。よって、もっともっと走りの限界を高めつつ、更に更に実用的になっているのが、今回のウラカンなのです。
毎日乗れるスーパースポーツって、案外、某ライバル車よりも確実にこっちですね。
そんな、毎日限界を試すわけではないので、こういう観点からウラカンを見て頂いても、大変魅力的なモデルとなっていますよ。
まだウラカン体験をされていない、スーパーカーオーナーの方!そろそろランボルギーニ、検討されてもいいんじゃないですか、、フフフ。
9月13日(土)、14日(日)は、ランボルギーニ青山でセールスフェアを行いますので、是非遊びにいらしてくださいね。
ではでは。